日本プラッサー グッズ図鑑 vol. 2 

ハシ鉄

ハシ鉄 Plasser & Theurer 08-8CBT / KSP2002E

マルタイをお箸にする。このアイデアは、鉄道駅内で見かけた“ハシ鉄”(プラスチック製のお箸)から生まれました。

 

一般的に市販されているハシ鉄のほとんどは鉄道車両をモチーフにしています。車両ごとの特徴をお箸の形状に統合し、そのデザインを色鮮やかに再現しています。

 

しかし複雑な構造をしている保線車両をハシ鉄に再現可能なのか?

企画はその初期から暗礁に乗り上げてしまいました。

 

箸を作るにあたって、デザインは簡略化しなくてはいけない。しかし簡略化しすぎて保線車両の特徴が無くなることは避けたい。機械の複雑性をどうデフォルメするか。保線車両の独自性をいかに最適化し表現するかが課題でした。

 

この課題はハシ鉄メーカーの協力により、解決しました。

ベースに採用したのは一般的な箸であまり見ることのないクリア色。クリア色を採用することによって、描かれた機械だけでなく、機械周辺の地上作業員の仕事も表現できるようになりました。

 

<Plasser & Theurer 08-8CBTバージョン>

機械中央フレーム下にオレンジ色のタンピングユニットとリフライユニット。

機械上には黄色い安全ヘルメットを着用した2名の作業員が働いています。

踏み切り手前に機械は差し掛かっています。。踏切付近には片手で赤い旗を持ち、安全確認をしている作業員の姿を確認できます。

 

<KSP2002E 連続作業走行型道床正整・安定作業車バージョン>

フロントキャビン前方にバラスト肩を正整するプラウを搭載し、機械中央にマクラギの横抵抗値を高めるスタビライザー、さらには左右の道床を任意で動かすメインスイーパーが描かれています。機械最後尾のリアキャビン下には作業の仕上げ用のファインスイーパーも備え付けられています。

パッケージ裏側には”Limited Edition ハシ鉄“と表記されています。

 

オリジナル ハシ鉄 仕様

原料樹脂 AS樹脂
耐熱温度 80°

 

注)このグッズ配布はすでに終了しています。お問合せ頂いてもお譲りすることはできません。